クレジットカード払いを利用する人の多くがマイルやポイントなどの特典が受けられる、現金を持ち歩かなくてよいといった理由でカードを利用しています。統計でも85%以上の人がクレジットカードを持っているというデータがあるくらい一般に普及しています。そんな中あえてカードは持たず現金主義を貫く人もいます。こういった人にはそれぞれ信念があり現金主義だからこそ困ったことが起こることもあるのです。
普段は現金主義であっても自動車や住宅といった高額商品を購入する際にローンを利用したいという人がいたとします。もちろんこういった商品も現金で購入するという場合には困りません。しかし住宅などかなり高額な資金は持っていないのでこういったケースだけローンを利用したいという人は意外に多いのです。しかしこのケースで今までクレジットカードを持ったことがなくクレジットカード払いを行ったことがなければローン審査に落ちてしまうという事があるのです。
というのはローンを貸す金融機関はその人がきちんと支払い完了させてくれるかという審査を行います。その際にクレジットカード払いを行ったことがない人はカードの支払い履歴がない、つまり信用情報が真っ白ということになります。何も問題ないではないかと思われるかもしれませんが信用情報が真っ白というのは自己破産をした直後の人も同様の状況となるのです。つまりこの両者の見分けがつかないのです。
理不尽のようにも思いますが、ローン会社からするとこの点が分からないので審査を否決してしまうことがあるのです。ですから、住宅ローンなどを利用しようと考えている現金主義者の方は事前にクレジットカードを発行し公共料金などをカード払いにするなどしてカード会社に対して支払い実績を積み上げるのが有効です。この実績は会社が異なっても調べることが可能なのでローン審査の際に適正に判断してもらえる材料となりうるのです。
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